総合カタログ
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Ip ( )Km( )TorqueTp TcKtIc CurrentNm√W-KvV rmsrad/s逆起電力定数(線間):コイル温度25℃における、回転速度(rad/s)に対する逆起電力電圧(V)の比です。逆起電力は、永久磁石の磁場中で、コイルが回転するときに発生します。連続電流:Ic/Icw(Arms)環境温度が25℃以下の時に、モータコイルに連続供給できる電流です。この電流では、コイル温度は100℃(TMRWシリーズは120℃)を超えません。この連続電流によって発生するトルクが連続トルクTcです。TMRWシリーズでは空冷および水冷での運用モードが可能であり、連続電流lcおよびlcwは、それぞれ空冷および水冷時の連続電流です。連続トルク:Tc/Tcw(Nm)環境温度25℃における連続運転において、コイル定常温度100℃(TMRWシリーズは120℃)以内で出力できるトルクです。TMRWシリーズでは、空冷時連続トルクがTc、水冷時連続トルクがTcwで、それぞれの連続電流がIcおよびIcwです。線間インダクタンス:L(mH)モータ連続電流Ic/Icwのときの、コイル線間インダクタンスです。線間抵抗:R25(Ω)コイル温度25℃の時のコイル線間の抵抗値です。モータ定数: コイル温度25℃の時の、モータ消費電力の平方根に対する出力トルクの比です。モータ定数の数値が高いほど、トルク出力に対する電力損失は低くなります。極数:2pロータの総極数です。瞬時最大電流:Ip(Arms)カタログ上のモータ最大トルク出力時の電流です。コイル温度上昇が、マグネット消磁を引き起こさないことが上限設定条件で、一般的に継続時間として1秒以内を目安としています。瞬時最大トルク:Tp(Nm)瞬時最大電流に対応するトルクで、許容時間は1秒です。ロータ慣性モーメント:J(kgm2)モータ回転部の慣性モーメントです。ストール電流:Is/Isw(Arms)環境温度が25℃のとき、モータが停止している状態で供給できる電流の上限です。TMRWシリーズでは、空冷におけるストール電流Isと水冷におけるストール電流Iswとがあります。ストールトルク:Ts/Tsw(Nm)環境温度が25℃のとき、モータが停止している状態で供給できるトルクの上限です。TMRWシリーズでは、空冷におけるストールトルクTsと水冷におけるストールトルクTswとがあります。熱抵抗:Rth/Rthw(K/W)モータコイルの発生熱量に対する温度上昇の比例係数(空冷では環境温度25℃における自然対流と輻射、水冷はモータ外部の25℃の水温による強制水冷を考える)です。熱抵抗が高いほど、発生熱量に対するコイルの温度上昇割合が高くなります。トルク定数:Kt(Nm/Arms) 磁石温度 25℃モータの単位電流(Arms)当たりの出力トルクです。一般的な電流の範囲では、電流とトルクは比例しますが、最大トルクに近い領域では、積層鉄芯の飽和により、発生出力の割合が低下する非線形性を示します。最高回転速度:特定のトルクにおける、可能な最高回転速度です。内部にベアリングを装着している場合、最高回転速度はベアリングのDN値の制限をうけます。TMRWシリーズでは、3種類の最高回転速度(空冷連続トルクにおける最高回転速度、水冷連続トルクにおける最高回転速度、および瞬時最大トルクにおける最高回転速度)があります。最大バス電圧:VDC正常にモータの運用が続けられる最大のバス電圧です。分解能:p/revモータ位置フィードバックシステムが出力できる最小の回転角度です。精度:arc-sec目標位置と実際の位置との間の誤差です。当社設定では、モータは22.5°の正回転と逆回転を2度行って測定し、その誤差の最大値をとっています。(双方向)繰返し精度:arc-secモータが同一の角度だけ移動した時の精度の再現精度です。8-223.2 技術用語

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