総合カタログ
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810 Np=×××r71.28.0精度は繰返し位置決め精度と位置決め精度で表現しています。全域にわたり直定規との距離を測定します。走り平行度は測定値の最大差で定義されます。可能性があります。危険速度は、ボールねじの径、長さ、および回転速度で決まります。したがって、ボールねじ径、リード、有効ストロークも要求最高速度との関連で決めることになります。ボールねじの最大許容回転速度の計算方式は下記通りです。停止します。加減速度は、実際のニーズに応じて決定します。 単軸ロボットの設計では、加速度が設定されています。リード5mm以下で0.15G、その他のリードは0.3Gで設定しています(1G=9.8m/s2)。単軸ロボットの最大可搬質量は加速度によって異なります。注: 加減速度は慣性負荷を発生させるため、加減速度が大きいほど搬送質量を小さくしなければなりません。加減速度が大常の作動サイクルを下図に示します。 1.位置決め精度基準位置から一定方向にブロックを動かして位置決めを行ったときの、目標値と測定値との偏差を表しています。ストローク全体にわたる複数箇所でそれぞれ複数回測定を行い、そのうちの最大の偏差をステージの位置決め精度とします。略して精度ということもあります。2.繰返し位置決め精度同一箇所で複数回位置決めを行ったときの、測定値の再現性を表しています。同一箇所について、基準位置から一定方向にブロックを動かして複数回位置決め偏差を測定し、その最大値と最小値の差をとることによって求めます。ストローク全体にわたる複数箇所でこの測定を行い、最大値をステージの繰返し位置決め精度とします。略して繰返し精度ということもあります。3.走り平行度ストロークの始点と終点とを結ぶ直線と平行に直定規を置き、ブロックの上に設置したインジケータを用いて、ストローク1.最大直線速度最大直線速度(V)は、ボールねじの最大回転速度(S)にリードを乗じて算出します。V(mm/sec)=S(min-1)÷60×L(mm)2.最高回転速度危険速度によって決まるボールねじの最大許容回転速度です。ボールねじは回転速度が危険速度を超えると共振が発生する3.加減速度ブロックは停止状態から加速し始め、作業速度に達すると目的位置まで一定速度を保ち、到達する前に減速を開始してから4.作動サイクル作動サイクルは、実際のニーズに応じて決定します。加速時間Ta、定速時間Tc、減速時間Td、および休止時間Tfを含む通きすぎると、大きな衝撃力が発生しますので避けてください。Np = 最大許容回転速度(min-1)Mf = 組立式の係数、KAは固定-支持式を採用、Mf=0.689dr = ねじ軸の谷径Lt = ベアリング間のねじ軸のスパン6-81.9 精度1.10 速度dMf2Lt

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