総合カタログ
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● 注意事項:1.潤滑60%ナットハウジング荷重方向高速回転による耐衝撃能力を増強するため、循環システムの設計にデフレクタを採用しています。Dm-N値は最高130,000に対応できます。カップリングモータ接線すくい設計標準設計2.重負荷型ボールねじ取付方法3.高Dm-N値対応の循環設計(1) 外部循環式重負荷型ボールねじ(2) Super S & RD シリーズ3.静音化RDシリーズは接線すくい設計を採用し、Q1スペーサを入れる事によって、ボールとリターン部品、ボール同士の衝撃音を低減します。ボールねじの運転騒音は従来の外部循環式より、最大で5〜7dB下がります。2.リード精度及び軸方向すきま3.軸方向の負荷デフレクタ衝撃力低下接線方向取付は下図に示す方法を推奨します。これによりボールねじの使用寿命を延長する他に、ボールの過剰摩耗も避けられます。ボールねじを使用するときにねじの寿命を確保するために、充分なグリースを封入する事が必要です。また時間の経過とともにグリースは劣化しますので、ボールねじの効能を確保するため、定期的にグリースを補給することが必要です。※ 使用するグリースは極圧添加剤を含むグリース、あるいはHIWIN G01シリーズのグリースを推奨します。※ グリースは直接ボールに供給されるように、各循環ルートに潤滑穴を設けることを推奨します。重負荷型ボールねじの精度等級はJIS C7(0.05)です。ねじの寿命を確保し、また温度上昇を避けるため、ナットは予圧を与えず、標準的な軸方向すきまの範囲は0.02〜0.05mm MAXです。ねじの使用寿命は理論計算の結果と一致するために、ボールねじの動定格荷重は軸方向の負荷の3倍から5倍以上で設計してください。Super SとRDシリーズは接線すくい設計を採用し、ボールとリターン部品に加わる衝撃力を低減することで、リターン部品が直接の衝撃を受ける事によるダメージを避ける事ができます。また、ねじ軸回転のスムーズさを高める以外に、運転中の騒音も低減できます。Dm-N値は最高160,000に達します。2-122

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