総合カタログ
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p = P: 予圧力(kgf)Fbm : 平均負荷荷重(kgf) Kp =Fp(3)予圧の計算(4)予圧トルクの均一性2p1- μ tan α1+ μ / tan α1- μ / tan α1+ μ tan αlpDmFbm2.8α= tan-1(1) 正作動(回転運動を直線運動に変換する)の場合(2)逆作動(直線運動を回転運動に変換する)の場合η2 = = (b)測定条件(c)測定結果は予圧トルクのグラフにより表示され、その用語は図4.21に示された通りです。 (d)各種の精度等級による予圧トルクの許容変動範囲は表4.7に示されています。Td = Fp x LL口一ドセル β= tan-1 μ α= リード角(度)Dm= ねじ軸のピッチ円径(mm) l= リード(mm) β= 摩擦角(0.17˚~0.57˚) μ= 摩擦係数(0.003~0.01)図4.20:予圧トルク (JIS B1192に従う) (M8~M10を参照)Kp × P × l0.05tanαtan(α)tan(α + β)tan(α - β)tan αTd = η1, η2 は、ボールねじの機械効率です。η1 = = M3M1M2M4M5M6(a)測定法予圧トルク(図4.20)Td: 予圧トルク(kgf-mm)P: 予圧(N)L: リード(mm) Kp: 予圧トルク係数1. ワイパーなし。2. 回転速度100 min-1。3. 潤滑剤の動粘度、61.2~74.8 cSt (mm/S)40■C、即ちISO VG68、又はJIS K2001。4. リターンチューブは上側の位置にあります。予圧は、ナットとねじ軸との間に予圧トルクが生じます。これは、ねじ軸を定速で回転しつつ、ナットを図4.20に示される特殊装具に拘束して測定されます。ロードセルの示す力Fpがボールねじの予圧トルクを計算する為に用いられます。当社ではコンピュータ制御のトルク測定器を開発しました。これはねじ軸の回転中にトルクを正確に測定することができ、ニーズに合わせたトルク調整が可能です(図2.5)。2-22

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