総合カタログ
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表4.2l ≥ ̶̶VmaxNmax表4.1 ボールねじの選定手順(2) 早送り速度 (Vmax)(1) 有効予測寿命(2) 平均軸方向荷重(3) 平均速度(1) 基本動定格荷重(2) ボールねじリード(3) 危険速度(4) Dm-N値により限定される速度(1) ボールねじのねじ部外径(2) ナットタイプ(3) 予圧 (4) 軸方向荷重ステップ 9(1) 環境温度(2) ボールねじ長さステップ 10(1) ねじ軸の剛性(2) 熱変位(1) テーブルの最大速度(2) 最大上昇速度(3) ボールねじ仕様7章では、転造ボールねじのすべてを記載しています。M7 ~ M10M1M13 ~ M14M31 ~ M33および寸法テーブルM34 ~ M40M45M19 ~ M28ステップ設計運転条件 (A)ボールねじパラメータ (B)基準公式 (C)ボールねじの最良のパラメータを見出します。ステップ 1位置決め精度ステップ 2 (1) 直流モータの最高速度(Nmax)ステップ 3全移動距離ステップ 4(1) 負荷条件(%)(2) 速度条件(%)ステップ 5軸方向平均作用力(1/5Cが最も良い)予圧ステップ 6ステップ 7ステップ 8ステップ 11精密ボールねじは高い位置決め精度と繰返し精度、円滑な作動や長寿命が要求される場合に使用されます。転造ボールねじは精度は低くても良いが、高効率と長寿命を要求される場合に使用されます。精密転造ボールねじは転造により製作されますが、精密ボールねじに近い精度を持ち、従来の精密ボールねじの多くの用途に使えます。当社では、精密ボールねじとは異なる許容差の測定法により、C6等級(DIN C5)までの精密転造ボールねじを製作することができます(7章を参照のこと)。転造ボールねじのねじ軸外径は研削されていない為、精密転造ボールねじの機械への組付時の設定手順は精密ボールねじとは異なります。リード精度ボールねじリード(l)ねじの全長平均軸方向荷重平均速度基本動定格荷重ねじ軸外径およびナットタイプ剛性(動作損失値により最良であることをチェックする)熱変位および累積リードの目標値(T)M41 & 4.6 昇温効果予張力モータ駆動トルクおよびモータの仕様ねじの全長=ボールねじ部の長さ+軸端部長さボールねじ部の長さ =ストローク +ナット長さ+100 mm2-144.2 選定の手順ボールねじの選定手順を次のように示します。設計運転条件(A)からボールねじのパラメータ(B)を選び、基準公式(C)に従い選定を進めることで、設計上の要求を満たす4.3 精度等級使用する機械の経済性と性能を満たす為には、適切な品質や精度等級のボールねじを選ぶことが必要です。

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